ターミネーター3

2003年8月27日
レディースデイで1000円なので、ターミネーター3を見てきました。

おおざっぱな感想は観劇日誌に。

ここはそもそもターミネーターってのがどういう話なのかを書きます。

人類は機械の反乱のためにある日相当数が死滅しちゃうんですね。
で、生き残りが機械との死闘を続けているのが未来世界。
機械たちは、その生き残りのリーダーであるジョンを、うまれる前に殺してしまおうと、ターミネーターをタイムスリップさせます。
これがシュワちゃん演じるサイボーグ。
で、そうはさせじ、と、未来からひとりの男(カイル)がやってきます。
ジョンの母サラを殺そうとするターミネーター。守ろうとする生身の人間カイル。
勝ち目のなさそうなその戦いの中、サラとカイルの間には愛がめばえ・・・・でもカイルは最後、死んでしまう。
残されたサラはターミネーターを倒し、これからくる「嵐」にむけて強く生きていく、というところで終わります。この時、サラはカイルの子を妊娠してて、その子が実はジョンなわけ。

だから、もし機械との戦争が起こらないとすると、ジョンは生まれないですね。カイルが過去にやってきたりしないわけだから。

さて。

続編の2では、シュワターミネーターは一転、良い役になってるんですね、これが。
で、悪いサイボーグも出てきて、これと戦い、ジョンを守る、って展開・・・・なのはいいんだけど。
最後、なんと機械との戦争まで阻止しようとして、それに成功しちゃうんですよ。
自分がいると、また機械との戦争のタネになる、って、最後溶鉱炉に自ら降りていくシュワターミネーターの姿には涙せずにはいられませんが・・・・でも。
ちょっとまて。
機械の反乱そのものを阻止したら、ジョンは生まれてこないでしょ?
その時点でジョンは消えていなくならないと、おかしいじゃないの、って・・・・わたしは憤慨しました(笑)

で、その矛盾を説明するには、シュワターミネーターの犠牲をもってしても、機械の反乱は阻止できなかった、やっぱり戦争はおこるんだ、ってしないとならない。
3ができた、ってきいて、そういう展開になってるといいな、と思いつつ、期待してなかったんですが。

ちゃんとそうなってました(笑)

2が好きだった人にはね、この3は気にいらないかと思います。
だってねえ、2のシュワターミネーターが可哀想じゃないですか。
でも、理屈としては3のほうが整合性があります。

まあ、それだけじゃなく、わたしは3の方が2より好きかもしれません。

いや、出来はわるいんですよ?(笑)
なんていうか、アクションシーンも、ただ壊せばいいんでしょ、っぽいしねえ。
カメラワークとかも、やはりいまひとつです。
ただ、ラストが。

核ミサイルの発射をとめられずに、でも生き残ってしまったジョンが、絶望的な未来を前に、それでもリーダーになろうと決意するラストが、気にいりました。

え?天の邪鬼なだけだろうって?(笑)

そうかもしれない(爆)

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