続き

2003年5月6日

作者は、小畑先生とほった先生、ふたりです。

小畑先生の絵がなかったら、ヒカ碁はこんなに素晴らしい作品ではなかった、それは事実。

でも、まったく碁のわからないわたしが、これほどこの作品が好きになったのは、
ほった先生という作者の、キャラに対する愛情ゆえだと思うんです。

脇役にいたるまで、実に作者の愛されています。

加賀くん。三谷くん。和谷くん。伊角くん。奈瀬ちゃん。あかりちゃん。
そして、越智くんや、もっと脇役の金子さんにいたるまで、キャラがたってるし、
なにより、かわいい。
読んでいて、愛おしいんです。

そして、ヒカルのお母さんとヒカルの関係。
あれはほった先生が、「おかあさん」だから描写できるんじゃないかと。
いや、子供いるのかどうかわかりませんが、精神的に、ほんとにお母さんじゃないと描けないです、あれは。

そのほった先生が「誰もが」「未来をつなぐ」と言った時、その言葉は本当に実感なんだなあ、と感動しました。
わたしも、まったく同じことを感じることがあるから。

恵まれた才能をもった子も、そうでない子も、器用すぎてさびしい子も、不器用すぎて損する子も。

みんな、ひとりひとりが未来をつないでいくんですよね・・・・。

ヒカ碁は、そんな素敵な作品でした。

だから、完成度がどうであろうと、大好きです(笑)

ただ、好きだからこそ、状況のせいで完成度が下がったという現実まで、否定しようとは思いません。

客観的事実を踏まえた上で、
わたしはそれでも、『ヒカルの碁』が大好きです(笑)

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