ピアニスト

2002年2月26日
観劇日誌の補足?というか。

ヒロインはもう若くはないが、気品のあるピアニスト。
大学で先生もやっている。

しょっぱなから母親とつかみあいの喧嘩シーンだったりして、ちょっと???だったけど、
彼女に惚れていいよってきた男の学生(10代じゃないけど、かなりわかいやつ)に
いきなりSMを希望するあたりから
理解不能に陥った(笑)

主演の女優さんの狂気の演技はすばらしいが
気分的に感情移入できる映画がみたかったので
ちょっと期待はずれ。


思うに、これといってストレスもなく、さびしさもなく、
なんていうか、充実〜〜でもヒマ〜〜〜みたいな時期だと
いわゆる個性あふれる映画、こむずかしい映画、ってのも悪くないけど
そうじゃない時はこういうのはちょっとねえ。

昔ヴィスコンティが好きな人に
「でもルーカスのほうが本来の映画の常道を行ってるのかもしれない」といって
怒らせたことがあるんだけど。
映画って、芸術なのか娯楽なのか、どっちが映画のあるべき姿なんでしょうねえ(笑)

どっちもだ、というのがあたりまえな結論なんですが。

歌舞伎もオペラも、その昔は娯楽だったんですからね^^
必ずしも『家族の肖像』が『E・T』より”イイ映画”だとは言えないと思うのですわ。

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