詩人なんてよばれて

2000年12月3日
(>とみちゃん
(谷川の詩にそういう一節があります)
言葉で書くしかないものだが詩は言葉そのものではない
それを言葉にしようとするのはさもしいと思うことがある
そんな時ぼくはだまって詩をやり過ごす
すると今度はなんだか損したような気がしてくる

詩の稲光りに照らされた世界ではすべてがその所を得ているから
ぼくはすっかりくつろいでしまう(おそらく千分の一秒ほどの間)
自分が物言わぬ一輪の野花にでもなったかのよう……

だがこう書いた時
もちろんぼくは詩とははるかに距たった所にいる

詩人なんてよばれて
(、、目にみえないものをなんとか表現しようと人は絵や文字や音楽を使いますよね。でも、時にそれは真実ではなく、他人にも自分にも嘘をついているように思える。
でも実は文字の間や絵の空白や音楽の休止の合間に、伝えたいものがひっそりあるような気もします。
、、と、こう書いた時点で自信がなくなるんですけどねえ(笑)自分の言葉に)


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